労働基準法―休暇―法定外休暇―特別休暇（特別有給休暇・慶弔休暇）

特別休暇（とくべつきゅうか）とは、会社が任意に定めた法定外休暇のひとつをいう。

なお、公務員の特別休暇については法定されている。

一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律
（休暇の種類）
第十六条 職員の休暇は、年次休暇、病気休暇、特別休暇及び介護休暇とする。

特別休暇は特別有給休暇または慶弔休暇（けいちょうきゅうか）とも呼ばれる。

特別休暇の代表的な具体例としては次のようなものがある。

また、年次有給休暇の計画的付与で、有給休暇がまだ付与されていない社員や保有する有給休暇の日数から５日を差し引いた日数が計画的付与の日数に満たない社員について、特別休暇を与えるといった措置がとられる場合がある。

なお、公務員の特別休暇については、「一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律」で次のように定義されている。

（特別休暇）
第十九条 特別休暇は、選挙権の行使、結婚、出産、交通機関の事故その他の特別の事由により職員が勤務しないことが相当である場合として人事院規則で定める場合における休暇とする。

特別休暇は会社が就業規則等によって任意に定めるものである。

休暇は、法定休暇と法定外休暇とに大別される。

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