商業登記申請―手続き―申請方法―一括申請
一括申請とは
一括申請の定義・意味・意義
商業登記申請における一括申請とは、商業登記の種類※1・申請人※2・登記所が同一である場合、登記すべき事項が複数あるときは(たとえば、商号変更と目的変更など)、これを1通の登記申請書で申請することをいいます。
※1「商業登記の種類」については、次のページを参照してください。
※2申請人が異なる場合は、たとえ、代理人(司法書士など)が同一であっても、一括申請することはできません。
一括申請の根拠法令・法的根拠・条文など
一括申請については、法令上明文の規定はありませんが、実務上(通達)により、認められています。
一括申請の趣旨・目的・機能・役割
登録免許税の節約
一括申請をすることで、登記申請にかかる手間・労力を省くことができることはもちろんのこと、登録免許税(商業登記)を節約できる場合が多くあります。
定額課税の場合、「登録免許税法 別表第一」で、同一の課税区分である登記は、いくつ申請しても一括申請であれば同額となるからです。
たとえば、商号変更と目的変更の登録免許税(商業登記)はそれぞれ3万円です。
したがって、これらを別々に登記申請すれば、6万円かかります。
しかし、一括申請をして1通の登記申請書で申請すれば3万円ですみます。
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