建材―分類―内装材―床材―Pタイル(プラスチックタイル・ビニル床タイル)
Pタイルとは
Pタイルの定義・意味など
Pタイル(ぴーたいる)とは、プラスチック(おもに塩化ビニル樹脂)製の硬質な床材で、30cm✕30cm等の薄い板状に成形加工したものをいう。
Pタイルの別名・別称・通称など
プラスチックタイル・ビニル床タイル
Pタイルはプラスチックタイルともいう。
本来は田島ルーフィング株式会社のビニル床タイルの商品名であるが、ビニル床タイル一般を指す用語となっている。
Pタイルのメリットとデメリット
Pタイルのメリット
Pタイルは硬質で、汚れにくく、耐水性・耐久性などに優れる。
また、熱伝導率も低く(断熱性が多少あり)、冷たさを感じにくい。
クッションフロアと同様に安価である。
Pタイルのデメリット
Pタイルは滑りやすく転倒の危険がある(硬質なため、転倒時には危険である)。
また、はがすのが大変で、クッションフロアとは異なり交換(張り替え)が容易ではない。
Pタイルの分類・種類
Pタイルは塩化ビニル樹脂の配合率により、次の2つに大別される。
1.コンポジションビニル床タイル
コンポジションビニル床タイルは塩化ビニル樹脂の配合率が30%未満の昔ながらのPタイルで、オフィス・店舗・病院・学校などの土足の場所で使用される。
2.ホモジニアスビニル床タイル
ホモジニアスビニル床タイルは塩化ビニル樹脂の配合率が30%以上のもので、コンポジションビニル床タイルと比べ柔らかいことから、住宅のキッチンや洗面室などの水回りに利用されることが多い。
Pタイルとは?Pタイルの意味を調べる|不動産用語集【HOME'S】 http://www.homes.co.jp/words/etc1/525001883/
Pタイルの位置づけ・体系(上位概念等)
床材
Pタイルは床材のひとつである。
なお、床材にはPタイルも含めて次のような種類に分類できる。
- 畳
- フローリング
- 無垢フローリング
- 複合フローリング
- カーペット
- タイルカーペット
- コルクタイル
- クッションフロア
- Pタイル
- タイル
- 大理石
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