戸籍―戸籍の記載内容―見出し②―戸籍の筆頭者
戸籍の筆頭者とは
戸籍の筆頭者の意味・定義
戸籍は、住民票のように個人単位ではなく、戸と呼ばれる家族集団単位で作成されています。
戸籍の筆頭者とは、そのうち戸籍の最初に記載されている人をいいます。
例えば、通常、戸籍は、夫婦とその子供とで構成されています。
このとき、夫の氏を選んで婚姻していれば夫が筆頭者に、妻の氏を選んで婚姻していれば妻が筆頭者になります。
つまり、婚姻により氏を改めなかった方が筆頭者になるというわけです。
そして、子供が婚姻すると、親の戸籍から抜け、夫婦で新しく戸籍を作ることになります。
なお、自分の筆頭者氏名がわからない場合には、本籍・筆頭者氏名が記載された住民票の写しをとることで確認することができます。
戸籍筆頭者の目的・趣旨・機能
筆頭者は、戸籍の見出し(=インデックス)として機能しています。
ただし、同姓同名の人がいるので、筆頭者に加えて本籍の2つが戸籍のインデックスの役割を果たし、これにより正確な検索(つまり、戸籍の特定)が可能となります。
なお、筆頭者は昔は戸主といわれていました。
戸主という言葉には、一家の長というニュアンスがありますが、筆頭者という言葉には、戸籍の見出し以外に特別な意味はありません。
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