戸籍―戸籍の変更―分籍
分籍とは
分籍の定義・意味・意義
分籍とは、姓を変えずに、これまで在籍していた戸籍から分かれて、新しい戸籍をつくることをいいます。
分籍の趣旨・目的・機能(メリットとデメリット)
「分籍の効果・効力」で後述するように、分籍しても、実質的には(親子関係、相続といった法律関係など)何の影響もありません。
分籍の要件と効果
分籍の要件・条件
戸籍の筆頭者とその配偶者以外の20歳以上の人であれば、だれでも分籍をすることができます。
なお、親の同意は不要です。
分籍の効果・効力
分籍すると、新しい戸籍の筆頭者となり、元の戸籍からは除籍されます。
なお、一度分籍すると、元の戸籍に戻ることはできません。
分籍の効果は、この戸籍制度上の変化だけで、相続や親子関係などの身分関係、その他法律関係、事実上の社会関係などとには一切影響を及ぼしません。
分籍の手続き(分籍届)
結婚したので、新しい戸籍をつくる場合は、婚姻届に新しい本籍地を記入するだけで、分籍できます。
その他の一般的な分籍届の手続きについては、次のページを参照してください。
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