住民基本台帳カード(住基カード)
住民基本台帳カードとは
住民基本台帳カードの定義・意味・意義
住民基本台帳カードとは、住民基本台帳ネットワークシステムのサービスの一つで、住民票の記載事項のうち、次の事項がカードの表面とICチップに記録されているICカードをいいます。
市区町村が、希望する住民に対して発行します。
※住民票コードは、ICチップに記録されるので、見えません。
住民基本台帳法施行規則
(住民基本台帳カードの表面記載事項等)
第三十四条 住民基本台帳カードの表面に記載する事項は、氏名(別記様式第二に規定する住民基本台帳カードについては、氏名、出生の年月日、男女の別及び住所)とし、半導体集積回路に記録する事項は、住民票コードとする。
住民基本台帳カードの別名・別称・通称など
住基カード
住民基本台帳カードの通称は、住基カードです。
住民基本台帳カードの分類・種類
住民基本台帳カードには、顔写真付きのタイプと、顔写真なしのタイプがあります。
顔写真付きのタイプは、身分証明書(公的な本人確認書類)として利用することができます。
身分証明書としては運転免許証がよく利用されますが、高齢者など自動車免許がない人たちにとっては、便利です。
なお、どちらのタイプも発行費用は変わりません。
住民基本台帳カードの記載事項
カード表面
次のページを参照してください。
ICチップ
住民基本台帳カードの有効期間・期限
住民基本台帳カードの有効期限は、発行日から10年間となります。
ただし、市区町村外に転出すると失効します。
住民基本台帳カードの趣旨・目的・機能・役割
住民基本台帳カードのシステムは、各種の行政手続をインターネットで申請などができる電子政府・電子自治体の基盤となるシステムです。
これにより、利用者側としては行政サービスを利用するのに利便性が高まり、行政側としては事務の効率化を図ることができます。
住民基本台帳カードのメリット(使い道・使い方・利用の仕方)
住民基本台帳カードを取得しておくと、いくつかメリットがあります。
住基カードの種類 | 主な使い道 | 有効期限 | 交付手数料 |
---|---|---|---|
顔写真付き | ・本人確認書類 ・電子証明書(公的個人認証サービス)の取得 |
10年間 | 500円ほど |
顔写真なし | ・電子証明書(公的個人認証サービス)の取得 |
詳細については、次のページを参照してください。
住民基本台帳カードの取得の手続き・手順・方法・仕方(交付・発行申請の手続き)
住民基本台帳カードは、市区町村で簡単に交付を受けることができます。
その手続きについては、次のページを参照してください。
住民基本台帳カードの取得手続き―具体的手順・方法・仕方(交付・発行申請の手続き)
住民基本台帳カードのパスワード
電子証明書(公的個人認証サービス)も取得した場合、住民基本台帳カードには、次の2種類のパスワードがあることになります。
1.住民基本台帳カードのパスワード
住民基本台帳カードの発行時に設定したパスワードで、4桁の数字です。
2.電子証明書のパスワード
電子証明書の発行時に設定したパスワードで、4桁以上16桁以下の数字と大文字のアルファベットです。
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- 住民基本台帳カード(住基カード)―手続―住民基本台帳カードの表面記載事項の変更―住民基本台帳カード表面記載事項変更届
- 住民基本台帳カード(住基カード)―手続―他の市区町村への住所変更―住民基本台帳カードの継続利用
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