［社会］仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

出産した場合⑤―働いている人の場合―育児休業給付金をもらう―要件・条件

育児休業給付金の支給を受けるための要件・条件

育児休業給付金の支給を受けるには、次の４つの要件をすべて満たす必要があります。

１．雇用保険の一般被保険者であること

育児休業給付金は、雇用保険の一般被保険者が対象です。

なお、雇用保険の被保険者には、一般被保険者、高年齢継続被保険者、短期雇用特例被保険者、日雇労働被保険者の４つの種類があります。

２．育児休業給付金の受給資格があること

育児休業給付金の支給を受けるには、次の受給資格があることが必要です。

• 休業開始前の２年間に賃金支払基礎日数１１日以上ある月が１２カ月以上あること

３．育児休業期間中に一定以上の賃金が支払われていないこと

育児休業期間中の各１カ月毎に、休業開始前の１カ月あたりの賃金の８割以上の賃金が支払われていないことが必要です。

４．休業日数が一定以上あること

休業している日数が各支給対象期間ごとに２０日以上あることが必要です。

ただし、休業終了日が含まれる支給対象期間は、休業日が１日でもあればよく、２０日以上である必要はありません。