書証―分類②―証書
証書とは
証書の定義・意味・意義
証書とは、法律関係(権利義務関係)や事実を証明する文書をいいます。
証書の具体例
法律関係(権利義務関係)を証明する証書としては、契約書、遺言書、定款などがあります。
証書の分類・種類・区分・類型
作成名義人による分類
証書は、その作成名義人により、公文書と私文書に大別されます。
公文書
公文書とは、公務所(国または地方公共団体)または公務員が職務上作成する文書をいいます。
公正証書(広義)
公文書のうち、公務員がその権限に基づき作成した証書を公正証書(広義)といいます。
狭義では、公正証書とは、公証人が公証人法などの法令にしたがって、法律行為(代表的には契約)など私権(法律関係・権利義務関係)に関する事実について作成した証書をいいます。
私文書
私文書とは、公文書以外の文書をいいます。
私署証書
私文書のうち、その作成者が署名または記名押印をしたものを私署証書といいます。
記載内容による分類
証書は、その記載内容により、処分証書と報告証書に大別されます。
処分証書
報告証書
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