［社会］仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

廊下―センターリビング

センターリビングとは

センターリビングの定義・意味など

センターリビングとは、廊下の役割も果たすリビングのことで、玄関を入るとすぐにリビングがあり、リビングが各部屋への通路になっている（リビングを通って各部屋に行く。逆に言えば、各部屋に行くには必ずリビングを通る・リビングを通らないとどの部屋にも行けない）ものをいう。

センターリビングの目的・役割・意義・機能・作用など（センターリビングのメリット）

空間の効率的使用

センターリビングは、限られた床面積で空間を効率的に使用するという考え方から、廊下をリビングと一体にした間取りである。

当然、コストダウンにもなる（→住宅新築のコストダウンの方法）。

家族の行動の把握・コミュニケーション

センターリビングでは、家族の行動に目が届きやすく、またコミュニケーションも生まれやすくなる。

開放性

センターリビングにすると、遠くまで視線が届き、空間の広がりを感じやすくなる。

飯島 信樹等共著 『快適な生活をつくる間取りの決め方』 西東社、2010年、54項。

センターリビングのデメリット

遮音性

センターリビングのデメリットは遮音性である。

廊下には音などを遮音する機能もあるが、センターリビングにすると、たとえば、リビングのテレビの音などが寝室などにも聞こえる可能性が高くなる。