傷害事件の示談書の書き方・例文・文例 書式・フォーマット 雛形(ひな形) テンプレート01
傷害事件の示談書のテンプレート
暴力を受けてケガをさせられた場合などには、刑事事件と民事事件の両面から相手の責任を追及することができる。
そして、刑事事件では、被害者の感情や示談の成立の有無が、検事の起訴・不起訴の決定や裁判所の判決に大きく影響する。
そこで、加害者との示談交渉を有利に進めるためのひとつの手段として、告訴が利用される場合もある。
また、逆に、加害者側の立場であっても、刑事事件にしないために、示談書を作成しておくことが大切な場合がある。
なお、傷害事件では、そもそもお金など支払うつもりがない、あるいは経済力がないなどの加害者もいて、損害賠償金の支払いをあまり期待できないような事例もよくある。
そこで、示談書を作成する際に示談金の全額を支払ってもらうように取りはからう必要がある。
たとえば、どうしても、後払い、ないしは分割払いになる場合には、示談書を公正証書 、裁判上の和解などの形にして、強制執行ができる途を確保しておく。
傷害事件の示談書の書式・様式・フォーマット 書き方・例文・文例
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傷害事件の示談書の書き方・例文・文例 書式・様式・フォーマット 雛形(ひな形) テンプレート(無料)(慰謝料等)01(ワード Word) - [文書]テンプレートの無料ダウンロード
○○太郎(以下、「甲」という)と○○次郎(以下、「乙」という)は、平成○○年○○月○○日、○○県○○市○○町○○○○(←傷害の日時、場所をできる限り特定して記載します)における、乙の甲に対する傷害事件について、次のとおり示談が成立した。
1 乙は甲に対して治療費、物損費、休業損害、慰謝料などの損害賠償として金○○万円を支払う。
2 甲は被害届を出したり、告訴はしない。(←告訴前の場合)
甲は直ちに告訴を取り消す。(←告訴後の場合)
3 甲と乙は、本示談により本件事件が一切解決したことを確認し、債権債務がないことを相互に確認する。
平成○○年○○月○○日
○○県○○市○○町○○○
(甲) ○○太郎
○○県○○市○○町○○○
(乙) ○○次郎
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