［社会］仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

氏名変更の手続き―氏を変更するための手続き②―氏の変更届

氏の変更届の手続きの手順・方法・仕方

概要・概略・全体像

「やむを得ない事由」があって、氏（姓）を変更したい場合は、家庭裁判所に「氏の変更許可の申立」をしてその審判を受け、許可が下りたら、「氏の変更届」を提出するという手続きを踏むことで、氏を変更することができます。

まずは、 「氏の変更許可の申立て」ですが、これについては、次のページを参照してください。

氏の変更許可申立の手続きの手順・方法・仕方

このページでは、「氏の変更届」の手続きについてまとめてみます。

氏の変更届は、所定の届出書（「氏の変更届」）に必要書類を添付して、市区町村役場に提出して行います。

氏の変更届の根拠法令・条文

「氏の変更届」は、戸籍法で規定されています。

戸籍法
第百七条 　やむを得ない事由によつて氏を変更しようとするときは、戸籍の筆頭に記載した者及びその配偶者は、家庭裁判所の許可を得て、その旨を届け出なければならない。

届出人

• 戸籍の筆頭者とその配偶者
• 父または母が外国人である者（１５歳未満の場合は法定代理人）

届出先

本籍地または住所地の市区町村役場

届出期間

氏の変更許可の審判が確定した後

必要書類

届出書

届出は、「氏の変更届」という所定の書式・様式で行います。

様式は、市区町村役場の窓口にあります。

添付書類

• 氏の変更許可の審判書の謄本および確定証明書
• 戸籍謄本（本籍地以外の市区町村役場に届け出る場合）
• 届出人それぞれの印鑑

氏の変更届の効力発生日

氏の変更届は、届け出た日に効力が生じます。