[社会]仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

日本の社会の仕組みや行政手続き等の方法・仕方・手順などを取り扱います。


賃金―平均賃金


平均賃金とは

平均賃金の定義・意味など

平均賃金(へいきんちんぎん)とは、これを算定すべき事由の発生した日以前3カ月(通常は直賃金締切日以前3カ月)に支払われた賃金の総額をその期間の総日数で割った金額をいう。

労働基準法
第十二条  この法律で平均賃金とは、これを算定すべき事由の発生した日以前三箇月間にその労働者に対し支払われた賃金の総額を、その期間の総日数で除した金額をいう。

算定すべき事由の発生した日

平均賃金の目的・役割・意義・機能・作用など

平均賃金は、労働基準法が定める次のような手当や災害補償等の算定の基準になる。

  1. 解雇予告手当(労働基準法20条1項)
  2. 休業手当(同法26条)
  3. 年次有給休暇手当(同法39条)
  4. 災害補償(同法76条等)
  5. 減給の制裁の制限(同法91条)

平均賃金の範囲

平均賃金を算定するための「賃金の総額」には、原則として、労働基準法第11条に規定するすべての賃金(各種の手当など)が含まれる。

に支払われた賃金賞与

平均賃金を算定するための「賃金の総額」には、臨に支払われた賃金賞与は含まれない。

労働基準法
第十二条  …
 第一項の賃金の総額には、臨に支払われた賃金及び三箇月を超える期間ごとに支払われる賃金並びに通貨以外のもので支払われた賃金で一定の範囲に属しないものは算入しない。



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  6. 賃金―賃金支払の5原則―①通貨払の原則―例外(給料の銀行振込・口座振込)
  7. 賃金―賃金支払の5原則―①通貨払の原則―例外(給料の銀行振込・口座振込)―条件
  8. 賃金―賃金支払の5原則―①通貨払の原則―例外(給料の銀行振込・口座振込)―条件―労使協定―賃金の口座振込に関する協定書
  9. 賃金―賃金支払の5原則―③全額払の原則
  10. 賃金―賃金支払の5原則―③全額払の原則―例外―労使協定―賃金控除に関する協定書

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