[社会]仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

日本の社会の仕組みや行政手続き等の方法・仕方・手順などを取り扱います。


正月三が日―正月の行事―初詣(初参り)―授かり物―お守り


お守りとは 【amulet

お守りの定義・意味・意義

お守り(おまもり)とは、神社や寺で出す(授かる)守り札で、いわばお札の携帯版をいう。

お札の趣旨・目的・役割・機能

個人を守る

お札は、神仏の霊力を分けてもらい、個人を守るためものである。

縁起物

お守りは、神社やお寺の縁起物のひとつである。

お守りの内容

お守りは、錦などで作られた袋に入っている。

お守りと関係・関連する概念

お札

お守りの取り扱い

お守りの保管

個人を守るお守りは庭を守るお札とは異なり、神仏のご利益(ごりやく)を授かるためには、カバン・財布・スーツの内ポケットなどに入れるなどして常に携帯する。

また、むやみに他人に触らせないようにする。

「開運入」『日経おとなのOFF』514号、日経BP社、2010年。

お守りの処分

お守りは1年の厄や穢れ(けがれ)を背負うと考えられているので、有効期間は1年間とされている。

そこで、1年たったら、お守りは社寺に返納する。

具体的には、社寺の納札所に納めて、焚き上げてもらう。

この場合、授かった社寺に返すのが原則である。

ただし、遠くの社寺でお守りを授かった場合は、近所の社寺に返してもかまわない。

なお、愛着のあるものなら、返納せずに大切に持ち続けてもよい。

「開運入」『日経おとなのOFF』514号、日経BP社、2010年。

お守りのマナー

喪中

喪中であってもお守りを授かってよい。

ただし、神社の場合は、神道では死を穢れと考えるので、お守りを授かるにあたり、初詣に行くことは差し控える。

したがって、忌明け(神道では50日。五十日祭。仏教の四十九日に相当)を過ぎるなどしてから神社にお参りをし、新しいお守りを授かる。

期間は神社によって異なる。



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