2月―建国記念の日
建国記念の日とは
建国記念の日の定義・意味・意義
建国記念の日(けんこくきねんのひ)とは、2月11日の国民の祝日で、建国をしのび、国を愛する心を養う
日とされている。
国民の祝日に関する法律第2条
国民の祝日に関する法律
第二条 「国民の祝日」を次のように定める。
...
建国記念の日 政令で定める日 建国をしのび、国を愛する心を養う。
建国記念の日の経緯・沿革・由来・歴史など
紀元節
1873年(明治6年)に、日本書紀で神武天皇が即位した日とされている2月11日を紀元節(四大節のひとつ)として祝日にした。
しかし、1966年(昭和41年。実施は翌年)に改めて建国記念の日として制定された。
2014年2月10日歴代政権初の建国記念日メッセージ
2014年2月10日に、安倍総理大臣が、戦後、紀元節を改めて建国記念日が制定されて以来、歴代政権で初めて(総理大臣としては初めて)、建国記念の日を祝って、国民へのメッセージを出した。
安倍総理大臣は、11日に『建国記念の日』を迎えるにあたって「私達の愛する国、日本を、より美しい、誇りのある国にしていく責任を痛感し、決意を新たにしています」などとしたメッセージを発表しました。 …。 この中で、安倍総理大臣は「我が国は、長い歴史の中で、幾たびか災害や戦争などの試練も経験しましたが、国民一人一人のたゆまぬ努力により、今日の平和で豊かな国を築き上げ、普遍的自由と、民主主義と、人権を重んじる国柄を育ててきました」としています。 そして、「先人の努力に深く敬意を表すとともに、平和と繁栄を更に発展させ、次の世代も安心して暮らせるよう引き継いでいくことは我々に課された責務であります。『建国記念の日』を迎えるに当たり、私は、改めて、私達の愛する国、日本を、より美しい、誇りのある国にしていく責任を痛感し、決意を新たにしています」としています。 このメッセージについて菅官房長官は、午後の記者会見で、安倍総理大臣の意向で発表することになったことを明らかにしたうえで、「祝日に際しての総理メッセージは、毎年、『海の日』に出してきたが、今回は『建国記念の日』の趣旨を国民に伝え、共に祝うために発表した」と述べました。
首相 建国記念の日で初メッセージ NHKニュース
建国記念の日の趣旨・目的・役割・機能
日本の誕生日
建国記念の日である2月11日は、日本書紀で初代天皇である神武天皇が即位したとされる日である。
つまり、2月11日は日本の誕生日である。
建国記念の日に関係・関連する概念
紀元
皇紀
明治5年(1872年)に、日本の紀元(元年。歴史で年を数える際の基準となる最初の年)を日本書紀に記されている神武天皇即位の年(西暦でいえば紀元前660年)とした皇紀が定められている。
皇紀は昭和23年(1948年)に廃止された。
ちなみに、平成26年(2014年)は、皇紀2674年にあたる。
つまり、神武天皇が即位されて、日本という国ができ、今年がその2674年目ということになる。
建国記念の日に関する行事
各地の神社仏閣で、建国祭などの祭りや日本の建国を祝う集いなどが開催されている。
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