退職の分類②―会社都合退職のデメリット
会社都合退職のデメリット
定年退職を除けば、そのほとんどが自己都合退職として取り扱われています。
実際、本人に問題があり、解雇をした場合であっても、自己都合退職として届け出るという事例も多いようです。
これは、会社都合退職として届け出ると、本人にとって体裁が悪く、転職に不利であるという気遣いからという場合もあるのでしょうが、会社側にも、できれば会社都合退職にはしたくないという事情があります。
つまり、会社都合退職とすることで、会社が被ることになる、次のような不利益・デメリットがあるのです。
助成金が受給できない
それは、現在助成金を受けている場合、あるいは、将来助成金を受けようとしている場合、基本的に、一定の期間内に従業員を会社都合で解雇すると助成金が受けられなくなる、ということです。
表には出ませんが、助成金目的で、本人と話し合って退職理由を調整している会社も多いでしょう。
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