日本の選挙の分類―国政選挙―参議院議員選挙―参議院議員通常選挙(通常選挙)―選挙区選挙
選挙区選挙とは
選挙区選挙の定義・意味など
選挙区選挙(せんきょくせんきょ)とは、任期6年の参議院議員242人の半数=121人を改選する参議院議員通常選挙のうち73人の選挙区選出議員を選出するため、各都道府県単位で行われ、有権者は候補者名を記載して投票するものをいう。
公職選挙法
(議員の定数)
第四条 …
2 参議院議員の定数は二百四十二人とし、そのうち、九十六人を比例代表選出議員、百四十六人を選挙区選出議員とする。
選挙区選挙の位置づけ・体系(上位概念等)
参議院議員通常選挙
選挙区選挙は参議院議員通常選挙のひとつである。
- 選挙区選挙…73人(改選・非改選あわせて146人)
- 比例代表選挙…48人(改選・非改選あわせて96人)
なお、衆議院議員選挙のように選挙区と比例代表の重複立候補は認められていない。
選挙区選挙の制度
選挙区選挙では、47の都道府県がそのまま47の選挙区とされ、それぞれ定数が定められている。
そして、各選挙区の定数にあわせて、得票数のもっとも多い候補者をもって当選人が決まる。
公職選挙法
(選挙の単位)
第十二条 …参議院(選挙区選出)議員…の議員は、それぞれ各選挙区において、選挙する。
(参議院選挙区選出議員の選挙区)
第十四条 参議院(選挙区選出)議員の選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数は、別表第三で定める。
別表第三 (第十四条関係)
選挙区 議員数
北海道 四人
青森県 二人
岩手県 二人
宮城県 四人
…
選挙区選挙の特色・特徴
1票の格差
選挙区が47の参議院の選挙区は、選挙区が300の衆議院の小選挙区と比較すると、選挙区が少なく広い。
そのため、有権者数の差が大きくなり、いわゆる「1票の格差」も広がることになる。
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