日本の選挙の分類―地方選挙―統一地方選挙(統一地方選)
統一地方選挙とは
統一地方選挙の定義・意味・意義
知事と地方議会議員を選ぶ地方選挙については1947年(昭和22年)から4年ごとに全国的に期日を統一して行われている。
これを統一地方選挙(とういつちほうせんきょ)という。
統一地方選(とういつちほうせん)とも呼ばれている。
ただし、現実には知事が任期途中で辞職することがある等の理由により、完全に統一されているわけではない。
統一地方選挙の趣旨・目的・役割・機能
選挙意識の向上と選挙の円滑・効率的な運営
統一地方選挙は有権者の選挙への意識を全国的に高め、また、選挙の円滑かつ効率的な執行を図る
ために行われている。
総務省|選挙の種類 http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo03.html#chapter4
国政との相互影響
国政への批判が統一地方選挙に影響を及ぼし、逆に統一地方選挙の結果が国政選挙に影響を及ぼす。
国会議員が選挙でより多くの票を獲得するためには、地元に密着した活動を行っている地方政治家の協力が不可欠です。それが知事であれ市長であれ、県会議員であれ市会議員であれ、影響力に多少の差はあったとしても、その積み重ねが当選に直結するからです。自身の政党・グループなどに属する地方政治家が選挙で敗れれば、それだけ次回の選挙で自分の集票のために働いてくれる人の影響力が失われるため、それは国政選挙でもボディーブローのようにじわじわと効いてきます。
また、知事選、主要政令指定都市の市長選などで自党の候補が敗れると、特に党内で反主流の立場にいる人々からの本部の執行部への批判が高まりますので、党の運営が難しくなります。特に政権政党にとっては、どれほど政権運営が上手くいっていたとしても、地方でのほころびが「アリの一穴」になりかねませんので、地方選挙だといって軽く見ることはできません。
地方での負けが政権の寿命を縮める?統一地方選挙が国政政党から重要視される理由 | Credo http://credo.asia/地方での負けが政権の寿命を縮める?統一地方選/
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