[社会]仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

日本の社会の仕組みや行政手続き等の方法・仕方・手順などを取り扱います。


設立の登記(合同会社)―申請―添付書類―払込みがあったことを証する書面


合同会社設立登記申請の添付書類―払込みがあったことを証する書面とは

払込みがあったことを証する書面の定義・意味・意義

払込みがあったことを証する書面とは、会社設立の登記請書の添付書類の一つとして、社員となる人が出資を行ったことを証明するための書面をいいます。

いわば出資金の領収書です。

 

払込みがあったことを証する書面の書き方・記入例・作成方法・手引き

払込みがあったことを証する書面の様式

払込みがあったことを証する書面は任意の様式です。

次の事項が記載されていれば、大丈夫です。

  • 日付…定款作成日≦入金日以降で、かつ、登記申請日以前の日となります
  • 出資額(払い込みを受けた金額)
  • 代表社員が受け取った旨の記載

なお、登記請書とその添付書類には、さまざまな日付が登場しますが、日付については、一般に次のような関係が成り立ちます。

定款作成日→代表社員本店所在地及び資本金決定日→代表社員の就任承諾日→出資金の払込日→払込証明書の日付→登記申請日

このすべての日付を同一日付としても、論理的に矛盾は生じないので、大丈夫です。

また、代表社員押印も必要ですが、これは代表社員の個人の実印ではなく、会社設立の登記申請と同に行う印鑑届登記所に届け出る会社の代表社印)で押印します。

 

払込みがあったことを証する書面の作成方法

本書面は、銀行の通帳のコピーと合綴(ホチキスで留める)したうえ、契印を押して、作成するのが一般的です。

 

払込み

払い込んだ(出資した)社員全員の名が通帳に記載されるようにする必要がありますので、口で現金を入金するのではなく、振込みのかたちで払込みます。

 

銀行の通帳

通帳は、代表社員の既存の個人的な口座の通帳でかまいません。

したがって、払込金額とは別の入出金があってもかまいません。

ただし、払込みに入出金がある場合は、払込金額以上の残高があることを証明するため、最のページまでコピーする必要があります。

 

銀行の通帳のコピーの仕方

銀行の通帳は、次のページをコピーします。

  1. 通帳の表紙のコピー
  2. 通帳の銀行名・支店名・口座番号の表記のあるページのコピー(通常は2ページ目にあります)
  3. 通帳の社員全員分の振込み金額が分かるページのコピー(複数ページに渡る場合はそのすべてのページ)

また、通帳のコピーで振込んだ該当箇所には蛍光ペンなどでマーキングしておきます。

 

払込みがあったことを証する書面の書式フォーマット・テンプレート・雛形の無料ダウンロード

エクセルで作成した「払込みがあったことを証する書面」の様式・見本・サンプルは次のページからダウンロードできます。

合同会社―払込みがあったことを証する書面の様式・書式01(Excel エクセル) - ビジネス文書・手紙・はがきテンプレート(書式・様式・書き方)の無料ダウンロード

 



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