［社会］仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など

社会保険料―計算―報酬―標準報酬―標準報酬月額―決定方法―③随時改定

随時改定とは

随時改定の定義・意味・意義

随時改定とは、昇給・減給などで、毎月決まってもらう給料の部分（固定的賃金）が大幅に変わった場合（従前と比較して２等級以上の差）、臨時に標準報酬を決め直すことをいいます。

なお、標準報酬月額の算出方法には、随時改定も含め、次の３つの方法があります。

1. 資格取得時決定
2. 定時決定
3. 随時改定

随時改定の算定・算出・計算方法

固定的な賃金が変動した場合は、その変動した月から３カ月間に支払われた報酬月額の平均月額を基準に、４７等級（健康保険の場合）または３０等級（厚生年金の場合）に区分した標準報酬月額表にあてはめ、それまでの標準報酬月額の等級と２等級以上の差が生じたときには、これが変動した月の４カ月目から最初に到来する８月までの標準報酬月額となります。

随時改定の条件

一定の条件を満たした場合には随時改定をすることが必要となります。

次のページに、随時改定の条件をまとめています。

随時改定が必要となる条件

算出の基礎となる報酬

変動した月から３カ月間に支払われた報酬月額

社会保険料の算定の基礎となる報酬（標準報酬月額の対象）の範囲と具体例）

算出された標準報酬月額の適用月・期間

変動した月の４カ月目から最初に到来する８月まで

随時改定の手続き・手順・方法・仕方

随時改定の手続きについては、次のページを参照してください。

随時改定の手続き・手順・方法・仕方―健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額変更届