相続―書式・文例・テンプレート―遺産分割協議書の書き方01
遺産分割協議書とは
遺産分割協議書に関する基本的な知識については、次のページなどを参照してください。
民法上は、遺産分割協議書の作成義務に関する規定はないのですが、後日の紛争防止のために、話し合いの結果は必ず文書化しておきます。
遺産分割協議書の作り方のポイント
遺産分割協議書の様式・書式
遺産分割協議書の様式には、特に定めはありません。
横書きでも縦書きでもかまいません。
ただし、誰が、どの特定の遺産を取得したのかを、明確・具体的に記載する必要があります。
遺産分割協議書の方式・作成方法
不動産の表示
不動産の表示は、登記簿に記載されているとおりに(所在、地番、地目、地積など)書いてください。
その際、管轄の法務局で登記簿謄本を取得すればいいでしょう。
契印
遺産分割協議書が複数ページにわたるときは、相続人全員の契印が必要となります。
署名・押印
必要書類
印鑑証明書を添付します。
保存・保管
各自が1通ずつ保管します。
遺産分割協議書のサンプル(文面・例文・見本)
法務局のホームページに遺産分割協議書の雛形といいますか、作成例があります。
以下のサンプルは、その形式に則ったものです。
※なお、ワード(Word)形式のものをダウンロードするには、次のサイトをご利用下さい。
→ビジネス文書・手紙・はがきテンプレート(書式・様式・書き方)の無料ダウンロード: 遺産分割協議書の書式01
平成○○年○○月○○日 ○○市○○町○丁目○○番○○号 ○○○○ の死亡によって開始した相続について、共同相続人である ○○○○、 ○○○○、及び ○○○○は、その相続財産について、遺産分割協議の結果、下記のとおり成立した。
記
1.相続財産中、次の不動産は、○○○○が取得する。
所 在 ○○市○○町○丁目
地 番 ○○
地 目 宅 地
地 積 ○○平方メートル
2.相続財産中、次の預金は、○○○○が取得する。
株式会社○○銀行○○支店
普通預金 口座番号○○○○○○○
株式会社○○銀行○○支店
普通預金 口座番号○○○○○○○
3.…
協議を証するため、この協議書を○通作成して、各自署名押印の上、その1通を各自保有するものとする。
平成○○年○○月○○日
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 12 ページ]
- 相続―基本―遺産相続とは
- 相続―相続の手続き・手順―全体像
- 相続―相続の手続き・手順―遺言書がある場合
- 相続―相続の手続き・手順―遺言書がない場合―相続人
- 相続―相続の手続き・手順―遺言書がない場合―相続順位(相続人の確定)
- 相続―相続の手続き・手順―遺言書がない場合―相続分・相続割合
- 相続―相続の手続き・手順―遺言書がない場合―遺産分割―遺産分割とは
- 相続―相続の手続き・手順―遺言書がない場合―遺産分割―遺産分割の方法・仕方
- 相続―相続の手続き・手順―遺言書がない場合―遺産分割―遺産分割協議
- 相続―相続の手続き・手順―遺言書がない場合―遺産分割―遺産分割協議が成立しない場合
- 相続―書式・文例・テンプレート―遺産分割協議申し入れの内容証明書01
- 相続―書式・文例・テンプレート―遺産分割協議書の書き方01
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ