夏至
夏至とは
夏至の定義・意味・意義
夏至(げし)とは、二十四節気のひとつで、6月21日頃(太陽暦)、または6月21日頃から次の節である小暑(7月7日頃)の前日までの期間をいいます。
夏至に入った初日は特に「夏至の日」「夏至日(げしび)」などと呼ばれます。
七十二候
初候
乃東枯(なつかれくさ かるる):夏枯草(なつかれくさ)が枯れる
次候
菖蒲華(しょうぶ はなさく):菖蒲(あやめ)の花が咲く
末候
半夏生(はんげ しょうず):半夏雨(はんげあめ。大雨)が降る
暦便覧
『暦便覧』では夏至は「陽熱至極し、また、日の長きのいたりなるを以てなり」と説明されています。
夏至の趣旨・目的・役割・機能
夏至の日は、1年のうちで太陽が一番高く上って、昼がもっとも長くなり、夜がもっとも短くなる日です(北半球。南半球では逆)。
日の出の位置は真東よりかなり北寄りとなり、日の入りの位置も真西よりかなり北寄りになります。
それだけ太陽が空を横切る時間が長くなるため、昼の時間が長くなります。
夏至と関係・関連する概念
反対概念・対概念
冬至
1年のうちで昼がもっとも短く夜がもっとも長い日が冬至の日です。
夏至の位置づけ・体系
二十四節気のひとつ
夏至は二十四節気のひとつです。
二十四節気とは、1年を24等分(各15日)した季節区分で、次のとおりです。
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