白露
白露とは
白露の定義・意味・意義
白露(はくろ)とは、二十四節気のひとつで、9月8日頃(太陽暦)、または9月8日頃から次の節である秋分(9月23日頃)の前日までの期間をいいます。
七十二候
初候
草露白(くさのつゆ しろし):草に降りた露が白く光る
次候
鶺鴒鳴(せきれい なく) : 鶺鴒が鳴き始める
末候
玄鳥去(つばめ さる) :燕が南へ帰って行く
暦便覧
『暦便覧』では白露は「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」と説明されています。
白露の趣旨・目的・役割・機能
季節
秋の深まり
空が高くなり、朝夕の寒暖の差で草花が朝露に濡れ(→「露時雨(つゆしぐれ)」(季語))、秋の深まりが感じられるころです。
気候
秋雨前線・秋の長雨
白露のころになると、秋雨前線が発生し、秋雨(秋の長雨)をもたらします。
二百二十日の台風
白露の期間には二百二十日(にひゃくはつか)があり、二百十日とともに台風襲来の特異日にあたります。
白露の位置づけ・体系
二十四節気のひとつ
白露は二十四節気のひとつです。
二十四節気とは、1年を24等分(各15日)した季節区分で、次のとおりです。
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