霜降
霜降とは
霜降の定義・意味・意義
霜降(そうこう)とは、二十四節気のひとつで、10月23日頃(太陽暦)、または10月23日頃から次の節である立冬(11月7日頃)の前日までの期間をいいます。
七十二候
初候
次候
末候
楓蔦黄(もみじ つた きばむ):もみじやつたが黄葉する
暦便覧
『暦便覧』では霜降は「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆえ也」と説明されています。
霜降の趣旨・目的・役割・機能
季節
冬隣の節―秋が深まり冬の到来が近づく
霜降は冬隣(ふゆどなり)の節です。
冬隣とは、冬のきびしさや暗さがすぐ近くに迫っている晩秋の候をいいます(広辞苑)。
秋が一段と深まり、朝晩の冷え込みが厳しくなって朝霜が見られるころです。
また、日が暮れる時間も早まってきます。
気象・気候・天候・天気
木枯らし1号
霜降の末から立冬にかけては、冬の到来を告げる木枯らし1号が吹き始めます。
小春日和
小春とは陰暦10月の異称ですが、現在の太陽暦では11月ころに相当し、冬隣の気候が続くなか、晴れた日には春のように暖かい日和(ひより)(=小春日和)になることがあります。
植物(花・樹木)
紅葉
山野は紅葉で彩られます。
サザンカ(山茶花)
秋の終わりから冬にかけてサザンカが赤・白のきれいな花を開きます。
霜降に関する習俗・風習・慣習・風俗等
酉の市(とりのいち)
後の月
紅葉狩り
霜降の位置づけ・体系
二十四節気のひとつ
霜降は二十四節気のひとつです。
二十四節気とは、1年を24等分(各15日)した季節区分で、次のとおりです。
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二十四節気
寒―寒の内(寒中・寒)
寒―寒の内(寒中・寒)―小寒
寒―寒の内(寒中・寒)―小寒―寒の入り
寒―寒の内(寒中・寒)―大寒
寒―寒の内(寒中・寒)―食べ物―寒中の水(寒の水)
寒―寒明け(寒の明け)
立春
雨水
啓蟄
春分
清明
穀雨
立夏
小満
芒種
夏至
小暑
大暑
立秋
処暑
白露
秋分
寒露
霜降
立冬
小雪
大雪
冬至
冬至―風俗・風習
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